昭和46年03月19日 夜の御理解
四神様のご時代に、ある娘さんがお参りにお願いにきた。「父の病気を助けてください」と言うてお参りした。それからおかげを頂いて助かった。ところが飼い牛が病気で倒れた。どうぞ牛もいうなら家族の一員、百姓だからどうぞ助けて下さいとお願いに行った。それからまたお願いをされた。またおかげを頂いた。ところがあるまあ正月にお礼に出てきて、四神様が不思議な事がございましたと。
その訳はお鏡開きに鏡を割らせて頂きましたら、お鏡の中から血の塊が出て参りましたと、お届けがあった。四神様がね、「父の病気を助けてくれと仰るけれども、助からんところを牛に祭り変えた」と仰ったですね。それでもやはり牛も助けて下さい、牛も家族の一員ですからと言うから牛も助けた。助けた印が分からんといかんから、鏡の中の鏡に祭り変えたと仰ったというお話がありますね。
私共がおかげを神様はね、その信心が分からんのに、ただお願いすることばっかりというお願いだけとこう思って、信心はお願いすることと思っておる。それでもやはりですね、おかげを下さるですね。今日のお届けを見せて頂いたら、杉山さんの姉さんが以前歯のお医者さんのところに縁についておられますが、息子がもう何回も、歯科大学に受験致しましたけれども落ちましたから、今度は五百万円積めば入学出来るという事であったからね、その、お願いにみえました。
だから私はねその五百万円をね、あのあんた方の里の方に出してやりなさいて。そすと御霊様がどげん喜ぶやらわからんしち言うて、大学校ははっきり私は申しました。もうあの合格は間違い無しと言った私が。もうこれはいうならば太鼓判を押して、お届けさせて頂く事の手はありませんね。はっきり言うと。ですからあの秋永先生も、あそこの奥さんももうそのこと、親先生がこげんはっきり仰るのだから、わざわざ行ってから向こうに言うげ行きました。
もう本当に光男さんが、助からなんかと言う時じゃけん、光男さんが可愛そうじゃなくて、親が親の御霊様がどげん喜ぶか分からんち言うて、また頂いたばってんね、こげんしこ出し切らじゃったんです。それでもやっぱり合格したいもんじゃけん、それからしげしげと何回も参ってくるたんびにおかげを頂くと言うお知らせでした。やっぱ今日は電話が掛って来とるが、合格のおかげを頂いたというお礼のお届け。
私はこら大学は出してやったでおかげを頂いたじゃないですよ。もうこの変のところがね、例えば弟も助かる親の御霊が、どげん喜ぶじゃ分からん。それに神様の仰せ通りに仕ったと言う事になったら、これは後のおかげが素晴らしいでしょう。本当にもう私がもう、惜しゅうして惜しゅうしてたまらん。秋永先生もそう思ってる。それでもやはり助けてくれと言うから、助けてやった神様は仰る。
けれどもこれはほんなら助けて頂いただけでしょうが。何か後から印は見えますよ、きっとね。おかげの。これはもう本当に惜しいですね。この辺のところをですね、信心させて頂きよるなら、もうおかげを頂く一つの機微というかね、またそのおかげが縁で次にどれだけ頂くやら分からんおかげの機微。この辺のところは本当に大事なところ。信心が分かってかにゃいけないところだと思うね。
先ほど久富先生が、公子ちゃんが熱発しております。三十八度からの熱がありますからち言うて、私は馬鹿じゃあるのと私が言いました。なんの為に熱を計らにゃんの、誰が体温計やら持っとったのと、私は言いました。たったそれだけの、私は別にそれが私がどうち言う事は一つもありはしません。けれどもね、不思議な不思議なんですよ。おかげを頂く一つの機微というものは。
もう体温計を計った計ったといや、計ったと何度あるかさえ分かればいいのだと。もうそげなもうそげな、意味じゃ飲めとか飲まんという事じゃないです。もう体温計を握ったというところにもう落第しておる。可笑しいです計ったけん、あぁたそれが五十度あったっちゃどげんなるのうや熱こつが。ほんな信心させて頂くもんなね、もうその辺のところをスキッと一つおかげを頂いきたいね。
もう熊谷さんが、ここで頂かれる御理解がある。自分のとことと、下り坂は下らんもんななか。それこそじゃじゃ言うごつ下る。おかげを頂くという時にはね、それは例えばあの、お供えの一つもさせて頂くと、思い切ったお供えでもさせて頂くと言う時が、その自分の事なんだから、下り坂を下る様な気持ちでおかげを頂くならね、もう絶対におかげです。ですから、そういう自分の事であるのだからね。
もうおかげを頂く、もうこれは一つの機微ですかね、やっぱ機微と言うでしょう。もう実にデリケートな、心の動き、ちょっとした動き一つが神様の心をピシャッと掴んで離さない。心のちょっとした動きが、神様を外してしまうと言った様な結果にすらなるのですから。お互い心してねいわゆる、最近言われる一本勝負と言う様な所を、今日は分からせて頂いてね、おかげを頂かなならないところですね。
どうぞ。